
よウやくここまで辿り着いた
生温い空気が曖昧な後悔を濁ス
足を止めまた走り空を見上げ唇を噛み締めズ
矛盾含ミの雫が止まらない
壁に描かれた見えなイ無数の曲線が
焦点が合わぬであロう曇空を切り裂いていく
不愉快な足音と共にあノ痛みを思い出す

まだ見えているのカまだ足りないのか
戸惑い残しタまま逆転の重力に身を任す
待チ伏せ続ける闇は受け身知らず
弾かれた夢ナき狭間に置き忘れた歓びの唄
叫び狂い続けてもこの旋律が心地よイ
誰も気づカぬ孤独の言葉遊び
何度も何度も何度も繰り返ス繰り返す

信じカけた記憶はただの灰だった
降り注ぐ絶望に一度きりの季節を感じナがら
盗んだ幸福を返してモ消えない憂鬱
意味ノ無い瞬間を切り取ってもいいですか
勘違いの光に導かれた先二無限の落とし穴
戻れない空白ノ欲望に貼り付けて
軋む身体に真実という名の嘘を刻ミ込む

コこから出たい遥か彼方で消え去りたい
妬マしく美しい視線が突き刺さる
絡み合う古ぼけた細い糸に胸を締め付けらレ
溢れ出ス裏腹な意識は静かな炎に包まれる
呆れ返った万華鏡に何も映らナい
私は嘘つきだト私は言い続けた
ここはただの暗イ部屋

気がつけば目眩バかり追い求めていた
作り笑いが止まラぬ直立不動の木の下で
同じ場所を回り止まり座りまた回り出ス
今宵は掌の上デ踊る舞踏会
時の流れを駆け抜けた残像の病二呼ばれ
どこかで一度お会いしマせんでしたか
全て無に戻そうト蓋を閉める
覗いた筒の中で見つめ合ウ私と私