2010/03/18

uSuzumi

よウやくここまで辿り着いた


生温い空気が曖昧な後悔を濁ス


足を止めまた走り空を見上げ唇を噛み締めズ


矛盾含ミの雫が止まらない


壁に描かれた見えなイ無数の曲線が


焦点が合わぬであロう曇空を切り裂いていく


不愉快な足音と共にあノ痛みを思い出す


まだ見えているのカまだ足りないのか


戸惑い残しタまま逆転の重力に身を任す


待チ伏せ続ける闇は受け身知らず


弾かれた夢ナき狭間に置き忘れた歓びの唄


叫び狂い続けてもこの旋律が心地よイ


誰も気づカぬ孤独の言葉遊び


何度も何度も何度も繰り返ス繰り返す


信じカけた記憶はただの灰だった


降り注ぐ絶望に一度きりの季節を感じナがら


盗んだ幸福を返してモ消えない憂鬱


意味ノ無い瞬間を切り取ってもいいですか


勘違いの光に導かれた先二無限の落とし穴


戻れない空白ノ欲望に貼り付けて


軋む身体に真実という名の嘘を刻ミ込む


コこから出たい遥か彼方で消え去りたい


妬マしく美しい視線が突き刺さる


絡み合う古ぼけた細い糸に胸を締め付けらレ


溢れ出ス裏腹な意識は静かな炎に包まれる


呆れ返った万華鏡に何も映らナい


私は嘘つきだト私は言い続けた


ここはただの暗イ部屋


気がつけば目眩バかり追い求めていた


作り笑いが止まラぬ直立不動の木の下で


同じ場所を回り止まり座りまた回り出ス


今宵は掌の上デ踊る舞踏会


時の流れを駆け抜けた残像の病二呼ばれ


どこかで一度お会いしマせんでしたか


全て無に戻そうト蓋を閉める




覗いた筒の中で見つめ合ウ私と私